明日を迎えられない少女は何を望んでいたのだろうか。
優香は首を横に振る。
「多分できないと思う。もしかしたら特別な方法を使っているかもしれないけど、指定された箇所をクリックして空メールを送って登録するの。そのとき他の携帯からだったらその携帯のアドレスで登録されるの」
「そうなんだ」
そういえば興味を持ってブログを作ったときにそんな操作をしたことがある。
実際登録しただけで満足して一記事も投稿していないけれど。
「明香さんの写真も携帯のデーターフォルダに入っていた写真を使われていたし。それに日記とかも本当に私たちのことを知っているみたいに書かれていたの」
「日記?」
私の言葉に優香は頷く。
「今日は学校で何があったとか、どこに寄り道して帰ったとか。毎日ではないけど書かれていてすごく気味悪かった。あと、明香さんのプロフィールに趣味はいじめと書かれていたの。記念日も書かれていて、それは芽衣の亡くなった日だった」
優香は身を震わせ、怯えた顔で私を見る。
「もしかしたら芽衣の幽霊がこんなことをしているのかもしれない」
「多分できないと思う。もしかしたら特別な方法を使っているかもしれないけど、指定された箇所をクリックして空メールを送って登録するの。そのとき他の携帯からだったらその携帯のアドレスで登録されるの」
「そうなんだ」
そういえば興味を持ってブログを作ったときにそんな操作をしたことがある。
実際登録しただけで満足して一記事も投稿していないけれど。
「明香さんの写真も携帯のデーターフォルダに入っていた写真を使われていたし。それに日記とかも本当に私たちのことを知っているみたいに書かれていたの」
「日記?」
私の言葉に優香は頷く。
「今日は学校で何があったとか、どこに寄り道して帰ったとか。毎日ではないけど書かれていてすごく気味悪かった。あと、明香さんのプロフィールに趣味はいじめと書かれていたの。記念日も書かれていて、それは芽衣の亡くなった日だった」
優香は身を震わせ、怯えた顔で私を見る。
「もしかしたら芽衣の幽霊がこんなことをしているのかもしれない」