一つだけ願いが叶うなら
〜零央side〜


俺は、夜月零央。

愛叶の旦那だ。
最近は旦那と言えるのかどうか分からなくなってきている。

それは全て俺のせいだということも自覚している。

愛叶は何も悪くないのに冷たくしてしまう。

政略結婚の相手が決まった時、運命だと思った。


愛叶とまた出会えるなんて思ってなかったから。


あの時、不良たちから助けた女の子。

それが愛叶だった。

そして、俺は愛叶に一目惚れをした。
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