一つだけ願いが叶うなら
〜愛叶side〜


ここは…どこ……。

真っ暗で何も見えない………。

私、死んじゃったのかな……。
もう、零央に会えないのかな…。
仲直りもしてないのに…。

零央…零央…会いたいよ…。


『…ぁ……ぃ……あ………い…愛…愛叶!』


零央の声が聞こえてくる。


私は零央の声が聞こえてくる方にどんどん進んでいった。

しばらく進んでいくと全体が光に包まれた。


手の温かさを感じ、独特な薬の臭いがして、重たい目を開いた。
< 53 / 103 >

この作品をシェア

pagetop