大嫌いな社長に復讐を~子持ち家政婦の恋の行方は!?~修正済み。
「ほら、元気だしいな。
あんたの魅力は、ちゃんとある。
だから、友達になったさかい
私も協力したるで」
そう言いドンッと背中を叩かれた。
「うっ…痛い。
すみれ痛いよ…」
「アハハッ…堪忍、堪忍。
さて、それより指輪を探しや」
そう言い笑い飛ばしてきた。
「…うん。」
私は、頷くが心の中は、
モヤモヤしたままだった。
自分の気持ちに…。
「ところで、梨花
あんた何処まで探したんや?」
「えっ?
えっと…ココと私らの部屋と洗面所とか…」
一応隅から隅まで探したのだけど
「あの男の部屋は?」
えっ?
そういえば、アイツの部屋だけ探していない。
入るなと言われてるから
「……まだ……」
「なら、そこかも知れへんやん。
そこでうっかり外れたんとちゃう?」
あっ!!
そうかもしれない。
だから、いくら探しても
見つからなかったのね!?