大嫌いな社長に復讐を~子持ち家政婦の恋の行方は!?~修正済み。
「ちょっと、俺の妻ってどういう事よ!?」
いつあんたの妻になった訳!?
有りえない。
「あっ?あれぐらい言わないと諦めないだろ。
それより、上着を着とけよ!
何のために貸したか分からないだろーが」
呆れた表情で言われる。
えっ?
もしかして、このために上着を貸してくれたの?
思わずドキッと胸が高鳴ってしまう。
「…ったく。そんな格好で
ウロウロしてるからだ…まったく」
ブツブツと文句を言いながら
敷物の所に行き買った昼食を置くアイツ。
うん?
良く見ると耳の辺りが赤く見えた。
「あんた…もしかして照れているの?」
思わずそんな事を質問してみる。
そうしたら
「アホか。誰が
お前に照れないとならねぇーんだよ!?」
余計に顔を赤くして否定してきた。
あ、余計に照れてる。
その表情に思わず笑みが
「照れてるじゃない」
「照れてねぇーよ。大体何だ。
その格好は?
そんな格好をしているから
アホな男共が寄って来るんだ」
「あ~ら。これぐらいの格好なら
誰でもやっているわよ?
ただのビキニだし…」
「そういうのは、自分の体型を把握してからやれ」