大嫌いな社長に復讐を~子持ち家政婦の恋の行方は!?~修正済み。
「美桜~それよりテレビを観なくてもいいの?
大好きなアニメ終わっちゃうわよ?」
「あっ!!
よーたい観りゅ~」
慌ててテレビの方に駆け寄って行く。
ふぅ…助かったわ。
さて、くだらい事は、さっさと忘れて
食器を早く終わらせて
美桜をお風呂に入れて寝かせなくては……。
カチャカチャッと慌てて食器を洗い片付ける。
そうしたら
ガチャッとドアが開いた。
「おい。お風呂入り終わったが
まだ入らんのか?」
アイツがリビングに入ってきた。
分かっているから
いちいち言わなくてもいいわよ!
うるさいわね。
「これやったら入るから」
「ふ~ん。うん?
お前…一体何を観ているんだ?」
あの男が美桜が観ているアニメに興味を持った。
ちょっと
子供嫌いのくせに話しかけないでよ!?
「よーたいよ」
「よーたい?何じゃそりゃ?」
アイツは、意味が分からんとしゃがみ込んだ。