恋愛なんてもうしないっ!
放課後ーー。


「えっと、そろそろ帰る??」

少し顔を赤らめて、赤城くんが私の席の所に来た。

(よし! 髪も咲に見てもらったし、
変なところはないはず!)

「うん! 帰ろ!!」

と返事をし、私達は一緒に帰った。

(うーん、こういう時ってどんな話を
したらいいのかな?)

私が戸惑っていると、

赤城くんが笑って、

「そんなに緊張しなくてもいいよ。
てか俺も緊張してるしさ!」

とはにかんだ。

その一言でお互い少し緊張がほぐれ、

テレビの話やテストの話などをしながら

楽しく帰ることができた。
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