過去恋に今の鼓動を重ねたら
気持ち良いまま、家に帰って寝ようと思っていた。でも、この質問は…。

私は真島くんの目を真っ直ぐ見て、質問の続きを待つ。


「…っ、河原…酔ってる?」


「え?何で?」


大丈夫?と、聞いた意味を知りたかったのに、違うことを言われる。顔が赤くなっているかな?頬を触る。

手も熱いから顔が熱いのかどうか分からない。


「目が潤んでる。そんな目で見られると困る…」


「そんな目?って、どんな…」


潤んだ目って、涙目?

涙は出そうもないけど、目尻を押さえてみる。


「いや、もういい。それより、まだ大丈夫ならもう少し飲まない?」


「いいけど、どこ行く?」


「コンビニで適当に買って…」


「うん?」


コンビニで買って、どこで飲むのだろう。持ち込みOKの店とかあるのかな?カラオケかな?


「俺の家に来ない?隣駅なんだけど」


「真島くんの家?えっと、真島くんは実家暮らし?」
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