未来へ
父がなくなってから、毎日毎日が、長くて笑顔一つない。

涙ばかりが、ポロポロと、床に落ちる。

学校も、休校。

何もする気になれない。

母は、無表情のまま、父の写真の前にずっと座っていた。

「ねぇ、お母さん、お父さん今なにしてるかな?」

母は、一言も話さなかった。

何を、考えてるんだろう。

今までの、母とは、違う一面だった。

でも、こういう時にかまってくれる人が、欲しかった。

愛情とか、優しさとか、欲しい。

罪悪感が、ただよう中。

学校へ行きたい…言葉にはだせないけど、その気持ちや思いは強かった。

その気持ちは、うそじゃない!

そんな、暗い生活は、数週間続いた。
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