元ヤン彼女×冷酷彼氏 【完】
fourth

王子様

あの工場の喧嘩から1ヶ月ほど経った。


私はあれから一度も学校には行かず、杏璃たちと一緒にいた。


何度も携帯に遥や奈々花から着信があったが全て拒否をした。


もう私はみんなの元へと帰らない決意の表れだった。


そういえば今日って文化祭の日、だったっけ。


みんなごめんね…


本当はみんなと一緒に劇やりたかったな。


そんなことを考えていると杏璃が来た。


「桃那!ちょっといい?」


「ん?」
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