元ヤン彼女×冷酷彼氏 【完】
なんだか感動して涙が出そうになった。


「じゃあ奈々花って呼ぶね!」


「はいですの♪それじゃあまた明日」


奈々花はペコリと頭を下げると教室を出ていった。


「奈々花すっごく可愛かった~…」


それに普通の女の子と話したのもすごく久しぶりで、なんだか嬉しかった。


「あ!そうだ!先生のところへ行かないと!」


私はカバンに有馬遥の生徒手帳をしまうと、職員室へと向かった。


「有馬遥?あぁ、勿論知ってるよ」


先生に聞いてみると勿論といった様子で話した。
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