元ヤン彼女×冷酷彼氏 【完】
「げっ、なんであいつがここに」


有馬遥が友達数人と喫茶店へ入ってくるのがみえた。


「ほほぉ~ここまでくると運命感じますの」


と、奈々花は感心しているようだった。


「あ」


私の視線に気がついたのか有馬遥はこちらを見た。


「あ♪この前の後輩ちゃんじゃん♪奇遇だね」


「なんでここにいんだよ」


有馬遥は眉間にシワを寄せていた。


「そんなの私の勝手でしょ!嫌なら出てけば?」
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