艶麗な夜華
不可能な約束
「ねぇ恭也さん!!」

落ち着いた様子の恭也を訴えるような目で見るヤス。

「あぁ?」

「これを知っても恭也さんは黙ってるんですか?!

全部タクミに仕組まれていたんですよ!!」


恭也はヤスの質問には答えず、

まるで関係ない質問を口にする。


「キンはどうした?」


「えっ!……あっ、キンは昨日朝まで飲んでいたみたいで、

店に来れる状態じゃないって」


「そうか」


「恭也さん!!キンは物静かでなにも言わないけど、

アイツだって今の状況に納得なんかいってないんです!!


このままタクミのいいようにされているなんて耐えらんねぇ!!

俺達はブレイブの代表と同じ気持ちです!!


アイツをぶっ潰さなきゃ気が済まないんですよ!!」


「俺はそんなもんに興味はねぇ」
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