艶麗な夜華
星空の下で
「早いところブレイブの連中の動きを掴まないとマズイな。


飛鳥とはおそらくもう連絡は取れないだろうから……」



恭也の言葉にヤスの顔が引きつる。



「連絡取れないって……どういう事ですか恭也さん?


飛鳥はたしかにタクミに店の事を話したけど、


でも、ウチで働く事は決まっている訳だし……」



そこで愛華が口を開く。



「鈍いねぇ~ヤス。


まだわからないの?


さっきブレイブの2人が突然バイトを辞めたって、


カルムのマスターから連絡がきたでしょ?


つまり、ねっ恭也?」



愛華の話を引き継ぐ恭也。



「あぁ。飛鳥はもう俺の店で働く気はない。


タクミのところに行こうとしてるのさ。


ブレイブのメンバーを引きつれて」



えっ!そんな……



「はあ!!あの野郎本格的に裏切りあがって!!


絶対にぶっ殺す!!どんな理由であっても絶対にぶっ殺す!!」

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