恋のメロディー
放課後、凛が吹奏楽部を見たいと言ったので美鈴は凛を連れて行った。

「こんにち・・・?」

後輩たちはびっくりしていた。

「清水っ。」

美鈴は部長の清水雄に話しかけた。

「音羽か。ん?誰?」

「この子は転校生の川島凛ちゃん。吹部見学してもいい?」

「いいけど。」

「あっそ。」

美鈴は清水が嫌いだ。

いつも何かとそっけない。

「ありがとう。清水君。」

でも、凛がお礼を言うと清水の顔は赤くなった。

「いえ・・、別に・・・。」

「凛、いこっ。」

二人はその場を離れた。



部活見学の後、凛は言った。

「やっぱり、私吹部に入る。」

「やったー。一緒に頑張ろう。」

「うん。・・ところで、美鈴ちゃんは告白しないの?」

「えっ!!」

美鈴はいきなり言われて驚いた。

「そっそんな、告白なんて!」
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