雪恋~幼なじみとのクリスマス~
いつも一緒に帰ってたのに、どうしたの?
何かあったかって聞いた方がいいのかな?
先生が黒板を見ているのを見計らって、返事をうった。
『分かったけど、何かあるの?』
送ったものの、その授業では返事は返ってこなかった。
既読さえも付かなくなって。
休憩時間、拓海のクラスに向かった。
拓海の姿はない。
一瞬脳裏に浮かんだのは、奈央ちゃんの顔。
クリスマスに拓海と約束してたのに、急に断ったから…
拓海、もしかして奈央ちゃんの所に行ってるの?
「雪美ちゃん?」
「んあっ、達也くん。」
「拓海なら帰ったけど。」
「そうだよね…。」
自分の教室に帰ろうとした時、
「待って!」
達也くんに呼び止められた。
何かあったかって聞いた方がいいのかな?
先生が黒板を見ているのを見計らって、返事をうった。
『分かったけど、何かあるの?』
送ったものの、その授業では返事は返ってこなかった。
既読さえも付かなくなって。
休憩時間、拓海のクラスに向かった。
拓海の姿はない。
一瞬脳裏に浮かんだのは、奈央ちゃんの顔。
クリスマスに拓海と約束してたのに、急に断ったから…
拓海、もしかして奈央ちゃんの所に行ってるの?
「雪美ちゃん?」
「んあっ、達也くん。」
「拓海なら帰ったけど。」
「そうだよね…。」
自分の教室に帰ろうとした時、
「待って!」
達也くんに呼び止められた。