センチメンタル・スウィングス
「でまあ、それ以来、親父さんに時々呼ばれて、“桃子はどうだ”って聞いてくるわけよ。それで親父さんちにも、数ヶ月に一度の割合だが行くようになってさ」
「ほんと!?でもお父さんならやりかねない・・・」
「俺は、社長である親父さんから頼まれたからとか、まして高評価受けたいからってくだらん理由で、おまえを観察してたんじゃない」
「観察、してたの」
「つーかなぁ。やっぱ同じ事務所で仕事する仲間として、チームメイトの動向は、リーダーの俺が把握しておかなきゃいかんだろ?だからおまえだけじゃなくて、他の奴らのことも、同じように“観察”してる。それがなぜかだな、おまえのことをよーく目で追うようになってたし。おまえのことを考える時間も増えてたし」
そうして和泉さんは私に近づくと、「桃だけはずーっと見てても飽きないって気づいたときから、おまえのことが好きなのかもしれないな」と言って、ニッコリ笑った。
「あっ・・・そ、ぅ」
この人と、“正式に”おつき合いを始めても、やっぱりこの人の仕草一つに、一言一言に、私の胸は、ドキドキと高鳴る。
「ほんと!?でもお父さんならやりかねない・・・」
「俺は、社長である親父さんから頼まれたからとか、まして高評価受けたいからってくだらん理由で、おまえを観察してたんじゃない」
「観察、してたの」
「つーかなぁ。やっぱ同じ事務所で仕事する仲間として、チームメイトの動向は、リーダーの俺が把握しておかなきゃいかんだろ?だからおまえだけじゃなくて、他の奴らのことも、同じように“観察”してる。それがなぜかだな、おまえのことをよーく目で追うようになってたし。おまえのことを考える時間も増えてたし」
そうして和泉さんは私に近づくと、「桃だけはずーっと見てても飽きないって気づいたときから、おまえのことが好きなのかもしれないな」と言って、ニッコリ笑った。
「あっ・・・そ、ぅ」
この人と、“正式に”おつき合いを始めても、やっぱりこの人の仕草一つに、一言一言に、私の胸は、ドキドキと高鳴る。