センチメンタル・スウィングス
「おーっす」
「あ・・所長。おつかれさまです。今からカウンセリングですか?」
「おう」
「コーヒー淹れましょうか」
「俺するからいい」
「はい。じゃ・・・」
「あ、檀上ー」
「はい?」
「砂糖とコーヒーのミルク、買ってきて」
「分かりました」
「経費で落とすから、レシートもらえよ」
「はい」
「それと、袋有料だからなー!マイバッグも忘れんなよー!」
「分かってます!」と私が叫び返したとき、同僚の須賀さんが、「はいこれ」と言ってトートバッグをくれた。
「あ・・すみません。ありがとうございます」
もう所長ったら。そんなに叫ばなくても聞こえるのに・・・。
と思いながら、私が事務所を出ようとしたとき、コーヒーカップを2つ持った和泉所長から、すれ違い様に「外に出て息抜きしてこい」と小声で言われた。
「・・は?」
「悩みあるって顔してる。特にカウンセリングの後な」
「べつに・・・スーパー行ってきます」
「あ・・所長。おつかれさまです。今からカウンセリングですか?」
「おう」
「コーヒー淹れましょうか」
「俺するからいい」
「はい。じゃ・・・」
「あ、檀上ー」
「はい?」
「砂糖とコーヒーのミルク、買ってきて」
「分かりました」
「経費で落とすから、レシートもらえよ」
「はい」
「それと、袋有料だからなー!マイバッグも忘れんなよー!」
「分かってます!」と私が叫び返したとき、同僚の須賀さんが、「はいこれ」と言ってトートバッグをくれた。
「あ・・すみません。ありがとうございます」
もう所長ったら。そんなに叫ばなくても聞こえるのに・・・。
と思いながら、私が事務所を出ようとしたとき、コーヒーカップを2つ持った和泉所長から、すれ違い様に「外に出て息抜きしてこい」と小声で言われた。
「・・は?」
「悩みあるって顔してる。特にカウンセリングの後な」
「べつに・・・スーパー行ってきます」