センチメンタル・スウィングス
15分ほどでカフェバー「男爵」に入ると、和泉所長はすでに来ていた。
ここのオーナーである杏子さんと、仲良さそうにしゃべっていた和泉さんは、すぐ私に気づくと、ニッコリ笑いながら、手をふって合図してくれた。
でも、「男爵」は小ぢんまりしたお店だから、別に手をふらなくても分かるんだけど・・・。
ニッコリ笑っているあの席が、灯台のように見える、なんて思いながら、私は和泉さんの方へ歩いて行った。
テーブルには、飲み物の他に、食べ物も何品かおいてあった。
「おまえ、晩メシまだだろ?テキトーに頼んどいた」
「あ・・すみません。ありがとうございます」
「今日は俺の奢り。バレンタインだからな」
「は?それ、関係あるんですか」
「ある。おまえは俺にチョコくれてもいいんだぞ?」
「用意してません」
「やっぱりー?杏子さーん、水ちょーだい」
「はーい」
この人、切り替えが早いと言うか・・・ノリが軽い。
でも、結果的に「呼び出した」のは、私の方だし。
さっさと報告を終わらせよう。
ここのオーナーである杏子さんと、仲良さそうにしゃべっていた和泉さんは、すぐ私に気づくと、ニッコリ笑いながら、手をふって合図してくれた。
でも、「男爵」は小ぢんまりしたお店だから、別に手をふらなくても分かるんだけど・・・。
ニッコリ笑っているあの席が、灯台のように見える、なんて思いながら、私は和泉さんの方へ歩いて行った。
テーブルには、飲み物の他に、食べ物も何品かおいてあった。
「おまえ、晩メシまだだろ?テキトーに頼んどいた」
「あ・・すみません。ありがとうございます」
「今日は俺の奢り。バレンタインだからな」
「は?それ、関係あるんですか」
「ある。おまえは俺にチョコくれてもいいんだぞ?」
「用意してません」
「やっぱりー?杏子さーん、水ちょーだい」
「はーい」
この人、切り替えが早いと言うか・・・ノリが軽い。
でも、結果的に「呼び出した」のは、私の方だし。
さっさと報告を終わらせよう。