Successful Failure -短編集-

1年越しの敵討ち





「確か、1年前にパーキングエリアで拉致した女子高生をレイプして山に埋めたって事件を起こして捕まった奴がデビルズナイトにいましたよ!あれは…ちょうど1年前にこの道を通った夜です!」



「…須藤、ちゃんと話せ」



「す、すみません!ちょうど1年前のことです。七夕の前日だーって覚えてたんすよ、オレ!」



須藤の話に信憑性があると思った途端、オレは、本当にぶっ潰すべき相手が見つかった。



「…須藤、単車貸せ」



ヘルメットを奪って装着をするオレに須藤が「ちょ、ちょっと待ってくださいよ!」と止めに入る。



「離せ!須藤!!」



「は、はい!!」



「いいや、離すな須藤…」



「は、はい!!って、優馬さん!?」



「邪魔するな優馬。オレは行く!!」



「行くってどこにだ?あ??」



優馬がオレの襟首を掴む。



「お前、一人でデビルズナイトのアジトに乗り込む気だろ!あぁ!?」



馬鹿のクセにやけに感がいい。



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