紙飛行機にのせて…
「今日こそ進路希望調査紙書いてあるよな?」


スッと、慎也が紙を竜也の前につきだした。
真っ白だった。


「…お前な!」

「言いましたよね?僕は、進路とか、どうでもいいと…」

とてつもなく、反抗的な態度をとるのだ。彼、慎也は…


「都月。親の病院を継ぐんだろ?」

「…」


(っと、地雷踏んだか?)
後悔しても後の祭り。



「継ぐ気なんて…ありませんよ。」

「お前な!ニートになるつもりか!」
竜也は、バンと机を叩いた。


「ニート?フリーターにはなりますけど?」

「…都月。お前…いつからそうなった?」
「はい?」



「今まではそんなんじゃなかっただろ?なぁ。このままだと、親御さんを呼ぶぞ。」

静寂がおとずれた。


「先生に…僕と父のこと…分かるわけないじゃないですか!」

その後、慎也はそう言った。

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