紙飛行機にのせて…
「ま、良いけど…」

一つ深呼吸し、


〜♪

人は誰しも何かを持ってるんだ。

それは、当たり前?

例えば?

そうだな…”


歌った。

透き通るような歌声で…


***

歌い終わって、

「にゃ?にゃにゃ⁉︎」
慎也は、涙を流していた。


「な…違う!」

(素直じゃにゃいね〜♪)


「何だよ!その顔!か、帰る!」

慎也は照れながら、病室を出ていった…


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