クローバーの約束。

男嫌い





結局話すと言って何日も経ってしまった…



おかげで何も頭に入ってこない





今も湊くんと一緒に帰れているのに
会話どころじゃなくて…











「それでな〜、ここのとこをポーンってしたら
笑われたんだよ!」





「そうなんだ」











なんて言えば正しく伝わるのか…

話したことないからわからない…





私が考え込んでいると
会話が止まってることに気づいた











「えっ?!あ、ど、どうした?」











しまった〜…怒っちゃったかな?




恐る恐る顔をのぞき込んでみると
意外にも湊くんはすごく優しく笑っていた











「ちょっと静かなとこ寄っていこうか」





「え?」





「言いたいことあるんだろ?」











なんで…なんでわかるの?





湊くんって変なだけじゃない

ちゃんとしっかりしたとこもあるよ



みんなはそれを知らないだけ











「うん…ごめんね」





「いいよ、なんでも覚悟してる」





「う、うん」











ここまできたら話すしかない



きっと大丈夫




湊くんなら少しずつでも聞いてくれるよね…






< 70 / 225 >

この作品をシェア

pagetop