続編☆やっと捕まえた
俺は、アメリカで医師として働いていた
クレハさんの主治医としても
ある日彼女から、知人を日本に行かせたいが、妊婦で家族が渡航を渋っていると
出産を母国の日本でしたいらしい。
確かに、こちらより、安心なんだろう。
まして、こちらでの出産が初めてなら
なおのこと。

たまたま、日本に帰国の予定があったので快諾した。

その人をみた俺は、
心を奪われた。
小さくて可愛い彼女。
守ってやりたいと思わせる仕草。
ダメだ。彼女は、人のもの…。

機内では、安心したように眠る彼女。
思わず触れたい感情が…。
気づかれないように髪を撫でた。
透き通るような肌、ピンク色の唇。
抱きしめたら腕の中にすっぽり入ってしまうくらいの彼女。

少しの間だけ…。彼女は、俺のもの。




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