3日限りのルームシェア
樹は腫れものにでも触る様にゆっくりと樹の手がなぞる様に下へと降りてくる。
知香が潤んだ目に樹の顔がより色っぽい顔に変わる。
「ずっとこうしたかった」
甘いささやきと伝わる指先に智香の身体に電流が走る。
恥ずかしくて声を押さえようとすると樹が智香の耳元で囁いた。

「何で声抑えるの?俺にきかせてよ・・・知香の声がききたい」
樹は知香の腕を取って自分の指に絡ませる。

「これでもう大丈夫・・・恥ずかしがらずに声を聞かせて・・」
「ん・・んっ・・あっ・・・あ・・あ」
「もっと・・・もっと聞かせて・・・」
潤んだ目で知香が樹を見つめる。
「樹・・・さん・・」
「・・・何?」
「好き・・・・大好き・・・」
その一言がスイッチだったのだろうか
樹の今までの思いを知香にぶつける様に
2人は初めて本当の意味で繋がった。

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