Darkness love1
「ケンちゃん。あの日ね、ユウが殺される時、タク…その場に居たんだって」


この事実を知ったとき、私は胸が張り裂けそうなくらい痛かったのを、今でも覚えている。


「自分の弟が殺されるところを、笑って見てたんだよ?」


今でも忘れられないくらい、脳にこびり付いている、あのタクの顔。


欲にまみれた笑顔だった。


「私がそこに着いたときにさぁ、タクなんて言ったと思う?」


「『邪魔者が消えてせいぜいするよ。これでようやくサキはオレの物だ』だってさ」


私は頭がおかしいのかもしれない。


こんなことペラペラ喋って…。


私…楽しくてたまんない。


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