血の記憶
私たちが付き合いだすのにそう時間はかからなかった
告白は亮くんの方から。
その日は浮かれてお母さんとお父さんに報告したのを覚えている
私たちの交際は順調だった。
亮くんは部活があったけど待っていて欲しい、そう言われて迷う間もなく頷いた。
部活が終わった後一緒に帰る、その時間は一番幸せで一番辛かった。
一緒にいる間は良いけれど家に着いて離れるのが辛かったから。
でもそんな幸せは長くは続かなかった
二週間たった頃だっただろうか
今まで日向だった場所に徐々に暗い陰が迫ってきたのは