絶対やせて貰います。

「でも思ったよりもこいが元気そうで安心した……」

一昨日は失恋の報告だけしてカンナちゃんや飛鳥ちゃんと余り話しも出来ないまま後藤君のグループに巻き込まれてしまったからカンナちゃんはやっぱり心配してくれてたみたい。

「旭君のダイエット指南役を勝手に申し出たけど、ひょんな経緯で妹のひかるちゃんとお母さんのマリアさんも一緒にダイエットに参加する事になってね。

これから週末は小岩井家にお邪魔する事が決まったの、だから落ち込んでなんか居られない」

あの日カンナちゃんが直ぐに小岩井家に行かせたのは、私を日々忙しくさせて失恋を忘れさせるのが狙いだったのかもと推測する……ホント友達は有り難い存在です。

「ふふっ……カンナちゃんありがとね」

「何よこい……一人で笑って気持ちわるっ

でもいつから小岩井君から旭君に呼び名が替わった訳?」

「あっ……」

そうだよね……もちろん旭君からの申し出だったけど、あっという間に馴染んでました。

「旭君がこれから何度も自宅にお邪魔するのに小岩井君だと紛らわしいって、

名前で呼んでって言われたから」

だから別に深い意味なんて無いんだよカンナちゃん。

そして一昨日から昨日まで小岩井家で起こった事柄をカンナちゃんに詳しく話して聞かせたのだった。


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