素直な気持ちが言えたとき
改めて気付く思い
いつもの帰り道…



いつもの駅でいつもの電車に乗る…



いつもの駅で降りていつもの道を歩く。



…あれ?こんなに家って遠かったっけ?



なんだか足が重い。進まない。



いつもの景色のはずなのに、私の好きな時間のはずなのに…私の前に伸びる影。いつもは二人分ある影。だけど今日は私だけの影。



つまらない。俊がいないとこんなにもつまらないんだ。今日のドラマの予想話とか、途中の買い食いしたパン屋さんの話とか、たわいない話が楽しかった。



昨日まであった世界が無くなった。私は独り。



ぼんやり歩いてたらバイクにぶつかりそうになった。



運転手『ふざけんな!死にてぇのか!』




…怒られた。なんだろ。何も思わない。頭の中は真っ白。景色すら白んで見える。
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