レンアイ上級初心者

宣言

〜莉羅side〜

女1「ね〜、柊〜。今度はあたしと遊ぼ〜よ〜」

女2「え〜？次は私とだよねぇ？」

柊「んー、どっちがいっかなー♪」




そんな話を聞きながらまたかと思いながら読みかけの雑誌に目を通している。





学年一イケメンと言われている彼、



河内柊は先程のような会話が日常茶飯事である。





毎日毎日違う女の子と遊んでばっかりいる正真正銘の女好きだ。





私みたいな中の上の女には興味がなく、また私みたいな女には好かれない。






もちろん私もそのうちの1人で、彼をいいと思ったことは一度もない。