【完】卒業。~私に優しさの処方箋をくれた人~


いつも部活の道具を入れるサブバッグには道具じゃなくて大量の教科書。

技能教科のワークとか何気多いっしょ、とか思いながら。


今日私は、本を返したんだ、R君に。
その時、告白した。と言ってもカミングアウト?みたいな感じだけど。

R君は、「そうだったんだ」ってたったのそれだけ。
いいの、それで。



…なんて強がりはできないよ

本当は泣きそうだったんだけどね?
D音はもっと辛いかな、って思った。

(ここの話は別作品【ただ1つ】の番外編の様なものです!
そちらを先に読んでいただけると分かると思います♪)


だから、私いつも通ってる通学路を通れなかった。
だって通学路には自転車通学のR君と会うから。

それに、先輩とかたくさんいるしこわい。


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