【完】卒業。~私に優しさの処方箋をくれた人~
ねぇ、志麻?
「卒業おめでとう…!」
最後まで笑って。
私のせいで泣かないで。
彼女さんと…お幸せに。
そんな私の想いを感じ取ったのか志麻は泣きながらも笑ってくれた。
私はブランコから下りて置いてたかばんを取ると手も振らずに走って公園を去った。
今日のかばん、軽いな。
サブバッグも無い。
私の気持ちみたいだ。
これで吹っ切れたよ。
R君はもちろん、志麻の事も。
だからね?心配しないで。
またいつか好きな人が出来たなら、
もしその人と今度こそ付き合えたなら
その時は、1番に報告するから。