君と僕の一夜物語
「いやー機会があれば
是非顔をご拝見したいもんだね!
シオンの顔からして
かなり可愛い子とみた」
ずい、とリファの目前まで
ベルクが迫る
『…』
「はは…妹に近づくのは
ちょっとやめてもらいたいかな」
ベルクを制す
「過保護だなー
そんなんじゃリファにいい男つかないぜ」
「ご忠告どうも」
(あのままにしたら
リファがベルクに何しでかすが
分からないから助けたんだよ…)
リファは未だフードをかぶり
無言でいるものの、
その不機嫌さはシオンには
ひしひしと伝わっていた