*スティックに込めた想い*
「夢!やっぱり吹部?」
「もちろん」
中学の頃からの親友、青山成実が私にきく。
成実とは中学の吹部からの付き合いで、私はパーカッション、成実はフルートをしてたんだ。
だからもちろん。
体験入部希望の用紙に名前を書き込む。
「吹奏楽部、佐々木夢…っと」
「やっぱりねぇ…まぁ、私もなんだけどね」
やっぱり吹奏楽は楽しいもんね。
さっきの部活動紹介を思い出して気分が躍る。
あのドラム、カッコ良かったなぁ…。
きっと、吹奏楽の演奏を見るときは誰もが、ドラムに1度は目を向けるはず。
そしてカッコいいなぁと憧れる。
…でも。
あの演奏はそんな次元じゃなかった。
自分の音楽があって、周りを巻き込む明るさがあった。
やっぱりあのドラム、好きだなぁ。
叩いてたのは、どんな人なんだろう。
楽器ばかり見て音聞いてたから、全然人に注目してなかった…。
でも、来週から体験入部期間が始まるから、すっごく楽しみ。
パーカッションの先輩、どんな人たちかなあ。
「もちろん」
中学の頃からの親友、青山成実が私にきく。
成実とは中学の吹部からの付き合いで、私はパーカッション、成実はフルートをしてたんだ。
だからもちろん。
体験入部希望の用紙に名前を書き込む。
「吹奏楽部、佐々木夢…っと」
「やっぱりねぇ…まぁ、私もなんだけどね」
やっぱり吹奏楽は楽しいもんね。
さっきの部活動紹介を思い出して気分が躍る。
あのドラム、カッコ良かったなぁ…。
きっと、吹奏楽の演奏を見るときは誰もが、ドラムに1度は目を向けるはず。
そしてカッコいいなぁと憧れる。
…でも。
あの演奏はそんな次元じゃなかった。
自分の音楽があって、周りを巻き込む明るさがあった。
やっぱりあのドラム、好きだなぁ。
叩いてたのは、どんな人なんだろう。
楽器ばかり見て音聞いてたから、全然人に注目してなかった…。
でも、来週から体験入部期間が始まるから、すっごく楽しみ。
パーカッションの先輩、どんな人たちかなあ。