終わりかけの永遠に
「...うん。すごくいい曲名だと思う。...俺も...さ、明に話す。明が話してくれたみたいに」


俺がそう言うと、明は微笑んで、「もちろん聞くよ」と言ってくれた。

明になら、話せる。
明は、分かってくれる。

俺は一つ深呼吸をして、今までのことを話始めた。

昔から弱くて臆病で、友達を作ることさえ出来なかったこと。
そのせいでずっといじめられてきたこと。
そんな時に明に出会って、変われそうだと思えたこと。

その時の心情まで、明に伝えた。


「...だから...だから俺は...明のこと、ダメだなんて思わない。明のこと、すっげぇ好きだから...さ」


そこまで言って、顔が赤くなるのが分かった。
まるで恋愛ドラマのワンシーンじゃねぇか。
あまりにも恥ずかしい。


「な、なんてっ...」


なんてね、と誤魔化そうとすると、「俺も好きだー!」と明が勢いよく肩を抱いてきた。


「うわっ」

「やっばいな、千歳。マジ、女子だったら付き合いたくなるくらい」

「なっ、付き合うとか言うなっ。生々しい...」

「まぁ、それは言い過ぎかもしれねぇけど。じゃあ...俺らは親友。つーか、もっと深い...心からの...心友だな!」


その明の言葉が嬉しくて、俺は大きく頷いた。
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