恋詩
片思い

隣の君へ




偶然だった


君の席が隣になったのは





前から気になっていた





チラリと盗み見た

君の輝く笑顔に

心奪われていく






頭の良い君は

皆から頼られて

あの可愛い同級生に

勉強を教えて欲しいとせがまれ てる

羨しいなと思うたび

胸がツキンと痛んだ







勇気を降りしぼつて

教えてと頼んだら

『良いよ』

それだけで

心弾むんだ










なんて幸せなんだろう

片思い

痛みと紙一重だけれど

貴方だけを見つめていたい

近くにいたい

話したい

もっと








あの人は付き合ってる人はいるのかなんてさ

考えたって無駄だ

私なんかが

彼の近くに入れること事態

奇跡に近いんだ








あぁ、君の爪の短い

寒さで赤くなった指先が問題をなぞるとき

近いんだ

離れてよ

心が壊れそうだ

でも 離れられると

心がスースーと

冷えていくよ









どうすれば良いのだろ


告白する勇気はないし









じゃあ、現状維持を目標に









今日も

頑張りますか 片思い

痛みと紙一重だけれど

ドキドキや楽しい気持ちとも紙一重だから











今は このままで
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