優しさに包まれて
その答えに由華は驚く。

モテることは否定しないと言った翔。

今までも、女性の部屋に入ったことくらいあるはず。

それなのに真っ赤な顔で緊張していると言う。

本当は由華も緊張していた。

誰にも言わず、心に隠していた翔への想い。

その翔に告白され、隠していた想いを翔に伝えた。

抱きしめられて、キスしてもらった。

しかも今、自分の部屋に招き入れている。

お互いに、きっと望んでいることは同じはず。

由華は翔の腕に触れていた手を離した。






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