優しさに包まれて
そして、私と目が合うと、あの私の大好きな笑顔で、もう一度、しっかりとした声で言った。

『明日、予定がなければ、どこかに一緒に出掛けないか。』

『………。はい。お願いします。』

少し間を開けて答えた私の頭をポンポンと撫で、また笑顔で

『明日、10時に迎えに来る。ちゃんと起きてろよ。』

そう言って部長は、私がマンションに入るのを見届けてから帰って行った。
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