血みどろミドロ
「何か胡散臭くない、それ?」

 高校生ぐらいの若い男女の会話。

「でも怖かっただろ? 最近ネットで見つけた」

「小説投稿サイトでしょ? 創作かなんかじゃないの? 大体、そんなに危険な事になってるなら、サイトに文章書き込んでる場合じゃないでしょ」

「まあな」

「そもそも、最後の方って、一体だれが書いたのよ?」

「さあ? "そいつ"が書いたんじゃねえの?」

「アホらし。次はもうちょっとマシな怪談話にしてよね」

 歩き去っていく二人の背中を見つめる無数の目。
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