私の決心
12
月曜日。

「おはようございます。…あれっ。」

園田君は私と部長の顔を交互に見る。

「もう今更食事に誘っても遅いのかな…。」

とぶつぶつつぶやいている。

「お前って本当に橋本の事ばかり見てるんだな。」

幸二がニヤリと園田君に話しかける。

「マジですか?」

今度は私に視線を向ける園田君。

「大人の男はずるいよな。」

「ははは、悪いな、園田。そういう事であきらめてくれ。」

男同士のやり取りに、私は目が点になっている。

「ねぇ、何の話ですか?」

私は二人に聞く。

「これだけ鈍感だと、この先部長も大変ですね。」
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