ヒスイ巫女
始まり
この国の王のような存在
それが巫女
代々の伝統的な存在
巫女には治癒の力があり人々を助けてきた
巫女が住んでいる都楼宮
そこにヒスイがいた
「ヒスイちゃんここが今日からのあなたの家」
明るくヒスイに話しかけたのはヒスイの母の妹来香(らいか)さん
ヒスイは返事をせずうなずいただけだった。
「ヒスイちゃーん」
ヒスイの名前を呼んだのは美香の子蛍(けい6歳)
無邪気な蛍はかわいい男の子でヒスイより1つ年上なのに年下のように見えた
少し茶色がかった髪で顔には幼さがある。
ヒスイは戸惑っていた。
「蛍困ってるだろ」
蛍を注意したのは蛍の兄蒼(そう11歳)見た者をすべてかっこいいと言わせるようなイケメン
こちらも茶色がかった髪に
整った顔立ち
11歳とは思えないほどの大人びた性格
すべてがパーフェクト
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