ヒスイ巫女

事情

陸の部屋へと案内された。
陸の部屋は必要の物しかなく質素な部屋だった。
ヒスイは話さず無言でソファーに座った
テーブルに陸から飲み物を出された。
どうぞとも言われず無言で渡された。
沈黙
・・・
この沈黙を破ったのは陸だった。
「何を聞きたい?」
静かな声
その声を聞くだけで緊張した
「何がそんなにあなたを不機嫌にするんですか?」
「・・・」
「本当に似てるよな・・・俺とお前の顔」
確かにヒスイと陸は似ているだが今は関係ない
そう思っていた
「なにが言いたいんですか?」
「俺たちは似すぎているドッペルゲンガーとかではなければな」
・・・




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