やばいトコを見られたっ!
きゃー!!!



とにかく服を着て逃げようと、辺りを見回したそのとき。

松崎さんがベッドにあたしを押し倒してきた。


「ちょ、ちょっと! やめてくださくい!」


「ほんの軽い睡眠薬だったのに、あんなによく効くとは思わなかったなぁ」


「は!?」


「君が電話に立った隙に、ウーロン茶に睡眠薬を入れたんだ。
何の疑いもなく飲むなんて、君、隙がありすぎ」


「松崎さん!睡眠薬も、こんなのも、犯罪ですよ!訴えますよ!」


あたしは、震える声で、抗議した。

けど。


「君は、訴えられない」


松崎さんは、平然と言い返してきた。

< 32 / 248 >

この作品をシェア

pagetop