やばいトコを見られたっ!
「あたし、この人に襲われそうになったのっ!
事務所の社長と電話してる間に、飲み物に睡眠薬を入れられて。
それで逃げて出してきたのよ!
しかも、裸の写真を撮られて、それをネタに脅されて……」
おもわずブルっと身震いをして、あたしはイッシ君の腕をぎゅっとつかんだ。
「……それならそうと、早く言え」
イッシ君はポケットからカードキーを取り出し、あたしの手に握らせた。
「俺の部屋、2512号室。お前はそっちに行ってろ。俺が話をつけてやる」
そう言って、
「部屋に入れよ、オッサン」
松崎さんのガウンの胸元をつかんだ。