もう一度、あいたい。










いつか言おう、と思っていた言葉は





いつでも言える、と思っていた言葉だった。






…こないまで同じ毎日を送っていたはずの清水が



少しずつ、皆の中で思い出になっていく。






…ねぇ、清水。












……一年後。











清水が事故にあったという横断歩道の前に行くと、たくさんの花が供えられていた。








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