ワールズエンド・スーパーエクスプレス
本当はキキが何を言いたいか分かっていた。
覆水盆に返らず、という言葉がある。
キキが会いたかった、ずっと思い描いていたわたしは、もうここにはいない。
なぜならわたしも、キキと同じように、時々刻々と変わっていて。
置いていかれるとか、追いつくとか、そういう次元の話じゃない。
もし、もっと早くに、お互いがそのことに気付けていたら、よりを戻していたのかもしれないけれど--
もう、タイムオーバーだ。