ナミダの先はキミと。翔side編

*1*

翌日。


どこから、誰から聞いたのか知らないけど、質問攻めから始まる朝。



なんで知ってんだよって思う。



だって昨日の今日じゃん?




『翔!彼女出来たってホント?』




「うん」




『可愛い?』




「うん」




『誰?』




「誰って、みんな知ってる人だよ。このクラスだし笑。もうすぐ来るんじゃないかな?」




ガラガラッ静かに教室のドアが開く。



ほら、来た。




「あ!ひよ、おはよっ」




「お、おはよ。ははっ…」




あれ?


顔ひきつってる?



聞こえてたかな笑。



でも構わずこっちこっちと手招きして彼女の首に俺の腕をまわした。



みんなの視線が俺らに集まる。




そして一言。





「俺の彼女っ♡」

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