妖精的な彼氏

summer festival +4+

ぱぁん、ぱぁん、と綺麗な花火が空一面に広がった。

色とりどりの花火があがる。

「綺麗だねっ!」

アタシが言うとタケル君は、うん、と言って微笑んだ。

やっぱりタケル君は"天使"だ。

可愛い、なあ・・・・・・。

自然にそう思った。

ああ、アタシはきっと今、世界一幸せなんだろうな。

だって、今大好きな人と一緒に花火を見れてる。

"想い"はきっと通じないけど・・・・・・。

それでも、すごく幸せだよ。

タケル君、
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