思い出のフォトフレーム
俺は、パタンと携帯を閉じて、



ベッドに入った。



家にいてもつまんない。

だから、俺は海に行く。


泳ぐためじゃない。


暇つぶしのためだ。


誰もいないあの海は、


俺だけの場所となっていた。


もうすぐ、俺と海夏の場所になる事も、

大体予想はついている。
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