君はあたしの天然王子
―そして放課後…
あたしと尚陽くんは、お兄ちゃんが近づくなと言った…あひる公園に来ています。
一体、どうして、近づいちゃダメなんだろう?
「ねぇ美奈。あひる公園で何かあんの?」
「大丈夫!これから何かおきるよ…」
多分…
と、そこに、珍しくオシャレしているお兄ちゃんが現れた。
きたっ!!
「尚陽くん隠れて!」
「へっ!?」
あたしは尚陽くんの腕を引っ張って、後ろの看板に隠れた。
一体…お兄ちゃんは何するの!?
お兄ちゃんは落ち着かない様子でウロウロしている。
「な…何してんだろう?」
10分経っても、変わりないし…諦めて帰ろうかな?
するとその時―…
「あ!由陽さん!」
お兄ちゃんが大きな声で叫ぶ。
って…由陽さんと会う予定だったの!?